書かずに死ねるか

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読まずに死ねるか#2「三体」三部作

まさに読まずに死ねるか。

三部作のうち第三部はまだ日本語版出ておりません。

無理すれば英語版を読めるかも知れないけど

さすがに原語の中国語版は全く無理なので

第三部の日本語版が出ないと読めないわけですよ、とにかく。

ネトフリが映像化を発表したというのに、

てか、これ映像化しようというのがスゴイ。

そちらは「観ずに死ねるか」です。

 

はい、ひと言でまとめます。

400年後に異星人が地球に攻めて来ます。

 

要は、そういう話です。

 

4世紀後ですよ。

「そんなの関係ねぇ」

というスタンスもありですもんねぇ。

 

でもね、でもね、なんですよ。

一部と二部を読むと、そんな簡単な話ではないのですね。

世界中にファンが多いです。オバマアメリカ大統領や

マーク・ザッカーバーグフェイスブックの)あたりが有名でしょうか。

 

三体問題。量子コンピューター。仮想空間のゲーム「三体」、そこに登場するニュートンやダ・ビンチやアインシュタイン

二部で登場する遺伝子ミサイルなんて、スゴイです。

理論物理学量子論天文学。十一次元!

よくわからなくても、とにかくマニア心をくすぐります。

あ、あと読んだ方はわかると思いますけど、

ルオ・ジーの「夢の恋人」のエピソードは感動じゃないですか?

自分もやってみよう!とか思いますよね。

ダーシーは偉大。

本当に読まずに死ねない。

頼む、早く三部の翻訳、出して。

 

三体

三体

 

 

 

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

 

 

 

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

 

 

聴かずに死ねるか#3 ロッド・スチュワート「エブリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー」

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1971年、ロッドの3枚目のソロアルバム。

いつものローリング・ストーン誌のチャートでは177位と微妙。

rollingstonejapan.com

確かに「サージェント・ペッパーズ・・」や「ペット・サウンズ」のような歴史的1枚ではないですが・・・

ワタクシは好きだった。夢中でした。手垢の付いた表現ですが、まさに「すり切れるまで聴いた」アルバムの一枚です。

後年、ロッドが爵位を得て、大御所然としておさまった感が出てからは、

私はちょっと引いちゃいましたけど、この頃のロッドのやんちゃな感じは

ホントによかった。

何と言っても「マギー・メイ」が最大のヒット曲になりました。

なんてんでしょうね、前奏のマンドリン、カッコよすぎ。

タンタラタンタン、タラタラタラタラ、タンタンタラタッタ

タンタラタンタン、タラタラタラタラ、タンタンタラタッタ、ドンドン

とドラムが二発入って”Wake up, Maggie, I …" とロッドのボーカルが始まるとこ。(タンタラのとこ、わかりますよね?)

前作の「ガソリン・アレー」も好きだったし、70年代のロッドが最高です。

若かりし頃、私、ロッド・スチュワート&フエイセズの大阪公演に行きました。これ日本人ベーシスト、山下テツ氏の凱旋だったんですけど、なんとロッドの体調が悪くて中止に、という経験がございます。

ちなみに山下氏と日本の音楽仲間が、観客のために何曲か聴かせてくれたのを記憶しております。

観ないで死ねるか「黒部の太陽」

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 1968年制作の日本映画。三船プロダクション石原プロダクションの共同制作作品。

長い間、ビデオ化されなかったけれど、

2003年にDVDが発売になりました。Blu-ray版もあります。

石原プロ50周年目の節目で許可されたそうです。

その石原プロも解散することになるのですね(遠い目

 

スケールでかいです。黒四ダムに行ったことがある人なら思いもひとしお。

実在の企業名がバンバン出てきて、たくさんお金、動いたんだろうなぁと思っちゃいますが、まぁ当たり前と言えば当たり前か。

今のようにSFXだのVFXだのない時代に、よくもまぁ、こんなスペクタクルを、と思います。

撮影の裏話的なのは、検索すればたくさん出てくるので省きますが、

キャストの豪華さだけでも、観る価値、あろうってもんです。

なんとアマプラでも観られます(2020年10月末まで)。

読まずに死ねるか 漱石先生、特に「三四郎」

夏目漱石大先生の小説を、いろいろ読み返してみた。

意外に思ったのが「吾輩は猫である」。

昔、読んだときはすっげー面白い、と思ったものだが

今回、読み進めるのに苦労した。登場する猫も人間も

キャラ祭りではあるのだけど、いかんせん話が進まない。

名無しの猫の人間観察がほとんどで、たいした事件がおこらない。

鼻のおばさん家や近所の学校の生徒との抗争はあるけれど、大事件ではない(当事者にとっては大ごとだろうけど)。

 

そんなわけで、「猫」は意外な感想を持ってしまったけど、

全体的にはやっぱり漱石先生は偉大だし、話が面白い。

私が好きなのは「三四郎

日本で最高の青春小説。

歳を重ねて、ますますいいと思えるようになってきた。

登場人物が、みんな葛藤と抑圧を抱えていて、その微妙な心理の描き方がすごい。

決して「迷った」とか「躊躇した」とは書かないんだよなぁ、うまい人は。

行動や仕草で表現する(作家にとっては常識かも知れないけど)。

三四郎も美禰子も、広田先生も野々宮さんも、与次郎さえも

近代化する時代と東京の中で苦悩し、迷う。そうしながら成長したり、諦めたり。滑稽だし、もの悲しいし、若さってこうだよなって思わせてくれて。

 

大好きな文があります。引っ越しの手伝いに来た三四郎が、美禰子と再会するところ。

「風が女を包んだ。女は秋の中に立っている」

素晴らしい(^_^)

↓おすすめです↓

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聴かずに死ねるか#2 「ペット・サウンズ」ザ・ビーチ・ボーズ

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ザ・ビーチ・ボーイズの1966年(!)のアルバム。

ビートルズの「サージェント・ペッパーズ・・・」に影響を与えた、と言われています。一方で「ペット・サウンズ」はビートルズの「ラバー・ソウル」の影響を受けている、という二つのバンドの相互作用があったらしいです。

何か、ブレイクスルーするときって、こういうことがあるのかも知れないですね。

ローリング・ストーン誌のThe 500 Greatest Albums of All Time (2020)では

2位にランクされています。

rollingstonejapan.com

今、聴くことができる物にはいろいろなバージョンがありますが、

そもそも一番シンプルな版は、なんと13曲で37分。いいです、こういうの大好き。

かなり凝った多重録音で、その点が「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に影響していったのですかね。

それにしてもハーモニーが美しい。

小難しいことは抜きにして、それだけでも聴く価値ありです。

聴かないで死ねない、いやほんとに。

聴かずに死ねるか「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」ザ・ビートルズ

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ロック・アルバムのランキングを見ると、必ず上位に食い込んでくるアルバムですね。以下のランキングでは24位です。

rollingstonejapan.com

一応、ロック史上初のコンセプト・アルバムと言われることが多いですが、

ジョン・レノンはあんまりそう思ってなかったみたいです(ネタはwikiです)。

1968年発売ですが前年の暮れからかなり時間をかけて録音したそうで、

当時としては斬新な手法が使われている(そうです、よくわからん)。

ただ、そんなこととは関係なく、聴いていて楽しいし気持ちがいいのは確か。

インド風やらクラシック風とかバラエティ豊かです。

一方、バンド臭さがあまりないので、逆にそこが物足りない気がしますがどうでしょう。

このアルバムの後、同じ色の「マジカル・ミステリー・ツアー」が出て、その後またバンドを意識した雰囲気に戻って行くことになります。

なんて、ビートルズの歴史は多くの人が語っているからいいですね。

何にせよ、ロック史上に残る名盤(だそうです)。

正直、私はそこまで思いいれはないのですが、やっぱり聴いとかないと死ねない(真剣

蛇足。収録曲の歌詞を読んでみたのですが、あまり深くない。

そこが物足りない理由の一つかな。もちろん発表から50年以上経っているからそう感じるのはわかっています。でもあまりに評価が高いから、ちょっと書いてみたくなった。